2009年 11月 01日
・わたしのこと、、、、急展開。 |
昨日の続き、、。
きょうの記事は
それほど
ディープではない、カナ(笑)。
*本日の記事もワタクシごとでございます。
もうしばしご辛抱ヨロシクっ。
なんせ
いかに体調がおかしいのかを伝えるのに一生懸命で
女医先生の笑みが
いったいなにを表しているのかピンとこなかった。
女医「だって体調悪いんでしょ。そういうことじゃない♪」
ako「、、、、へ?」
だってだって
ものすごく
全身からだのパーツというパーツが
それぞれに痛いのだ。
昔見たXファイルかなんかに出てきそうな
新手のウィルスかなんかかもってくらいに
関節が痛いのだ。
そのうち皮膚と脂肪の間を虫見たいのが這うんじゃないかって
思うほどおかしいのだ。(Xファイル見すぎ(笑)。)
女医「そういうヒトも居る。初期つわりの症状だね。」
と。
ショキツワリ、、、。
ワタシの人生で初めて聞く名前だっタ。
どこまでも疑うワタシに先生が
妊娠検査薬で簡易検査してくれた。
市販の妊娠検査薬ものよりも
はるかに信頼できそうな
ガッツり科学的なパッケージ(そりゃそうダ(笑)) 。
その結果を待つ数分間、
どういう風に受け止めていいかわからなくて
変に緊張して
待合室でぶっ倒れそうだった。
どういう気持ちで居たらいいのか、
夢ってやつだったりしたら??
ところで女医先生の後ろに居る少年みたいな研修医は
いつも診察のとき研修医なんて居ないのに何で今日は居るの?
ワタシのオマタを
そんな純朴そうな研修医に見られ
軽くショックを受けたりした(笑)。
そんなことを考えていたら
検査結果が出た。
ひぇ~、、、、
っと思っているうちに
先生はパソコン内のカルテに次々となにやら打ち込んでいき
今後の予定を決めて行く。
なにがなにやラ。。
シッコ検査したと思ったら数分後、
10ヵ月後の出産予定日が分かってしまう
この展開の早さ!
科学ってスゴイ(違)!!
だってだって、
実は妊娠したと判明した2,3日前に
問題のワタシの左の卵巣が
子宮の壁に癒着している、と
10年ナゾだったコトが判明したばかりだった。
こうしたタイプの奇形卵巣は珍しいいらしい。
(後日自分でネットで検索してみてもソレらしい内容は出てこなかった。)
しかも右に比べて小ぶりのようで
薬で持って支えてやれば問題なく機能するようになるらしい。
くっっとキリンの首のように曲がっていて
エコーでどんなに見てみても子宮の影に隠れてしまって
見える日と見えづらい日があると先生が言っていた。
まずはソレが判明しただけで
すごくホッできた、、、
そんな矢先の
新たな急展開だった。
それだけに
オットとは3年以上、
もしくは高額な保険外の治療になってきたら
諦めようと二人で話していたばかりだった。
金銭面では今後義母の治療の費用もあるので
ワタシにばかりかけられていない理由からだった。
本心は納得行き辛い
諦め方になるのかと
悲しかったが現実問題仕方ないこと、
そうムリヤリ納得するよう努めるしかなかった。
不妊治療の佳境な時と
どちらかの母の最後とが重なった場合
優先順位は、。
そのときがくるのはいつ??
どうしたものなのだろうかということも考えたりした。
採る事のできない増える一方のガンを抱える義母と
確率の高い転移におびえる母へ
せめて親孝行をしたいと
どうか、、、、
母が生きているうちに「子」を見せられたら、
間に合えばいい。
自分たちの家族を、子供を、というよりも
親に対しての
そちら方の思いの方が強くあった。
その時期、
母たちの命のタイムリミットは長くて5年。
待ってはくれないその時間。
なんとか間に合ってくれれば、、、
ただただそう思っていた。
そんな夫婦の結論をいつ先生に話すべきか、、、
そう言ったら先生に見放されるのではないかと不安にもなった、。
そんな矢先の唐突な展開だった。
まさに
アンビリーバボー(笑)。
そんなわけで
喜び、というよりも
不妊治療卒業ってことに
まず涙と鼻水が出た(笑)。
そして毎朝どんより
ワタシの気持ちを沈ませてくれていた
忌まわしき婦人体温計をもう付けなくても良いのダ!ってコトに
まず万歳して泣いた。
後日聞いたのだけれど
我が母とオットは「もしかして、、、?♪」と
思っていたラシイ。
アンタたち、、、
そんなこと思っていただなんて、、(驚)。
ワタシ本人は
1%たりとも自分の妊娠のしているとの可能性を疑ったことは無かった分、
後で聞いた二人の反応は意外だった。
マジでわたしは
未発見病原菌とかXファイル系かも、と思っていた(笑)。
初期つわり。
逆算すると妊娠後2週間経たないうちにワタクシ、
もうつわっていたコトになる。
*ちなみに3,4月の自律神経失調症なときはまだ妊娠しておりませんデス。
こんなに精神的におかしいときも治療しなくてはならないのね、と一人泣いていたくらいだった。
初期つわりって、、、。
普通テレビとかで見るのは
「そういえば生理こないワ、、、、うっ♪!」
みたいな展開なのが一般的なのではないのかぃ?
が、、しかし
ワタシは
このショキツワリから
きっかり3ヶ月間、
入院を勧められるほどの
ひどいつわりを経験することになる(涙)。
その間ちょいちょい出血もした。
あまりに不安でネット調べしすぎたこともあった。
流産のことも勉強した。。
つわりの期間は
実はもうあんまり覚えていない。
体験したことの無いグロッキーな毎日を過ごしていたためか
それがワタシの人生の経験ではありえなすぎて
覚えていない、。
インフルエンザにかかった時のあの症状がまる3ヶ月ぶっ続けで起こるのだ。
テレビも新聞も酔ってしまって見れない。
パソコンもホントに調子のよい時
数分だけなら触れるも
すぐにマウスのスクロール画面で酔い→ダウン。
そのうち目をつぶっていても
付けているテレビからの音が耳に入るのだけで
気分が悪化したりした。
ごはんの炊ける匂いがダメ、というのがどうこうと言うが
ワタシの場合は
そんなの序の口♪
ごはんの匂いなら
息を止めてお茶碗へよそおえばいい。
ごはんの蒸気が上がる時間帯は台所へ行かなければ良い。
問題は食器類の洗い物をスポンジでクルクル洗う動きや
調理している鍋をかき回すグルグル。。
ワタシにはソレがケッコウ堪えた、。
よく野菜やなんかを握ったまま
台所でぶっ倒れているワタシを
帰宅してきたオットが見つけてビックリして居たっけ♪
(我が家は狭いアパートなので玄関開けたら目の前台所なのデス。)
出血は
トイレ掃除をしたり
チョット掃除をしただけで
出血(ほんの少量)があった。
その度に動揺。
トイレの扉の前でまたどうしよう、、、の貧血で倒れたりした(汗)。
どうやらそれくらいの家事でも
ワタシのからだにとってはムリしかけているコトだったらしく
そのボーダーラインは
人それぞれらしいのだけれど
ワタシの場合はそうした体質、だったらしい。
そんなこんなで
オットの過保護ッぷりは日を追うごとに
増していき、
以前はあんなに亭主関白だったはずの
夫の態度がアレ以来
ガラリと「イイ人」になってしまった。
この人にやさしさとか気遣いとかの部分があったのね、と
出会ってから10年後
始めて気づかされた(笑)。
気持ち悪いくらい気遣いの言葉などもかけてくれるようになった。
この人、、やましいことがあるのでは?と
勘潜らずには折れないくらい
ワタシに対して思いやり、と言うものをもってくれるようになった(涙)。
ケッコンした当時は人でなし!って言っていた位
ひどい態度を平気で取っていた男だったのに、。
自律神経でおかしくなってみたのも悪くなかった、と
結果論ですがそう思っている現在の私、。
逆に
アレを乗り越えたからこそ
授かることができたのではないかと思うくらい。
8月上旬、
待ちに待ったつわりがあけた(喜)!!!。
しかし何かの拍子での出血はまだ油断ならず
不安な日々を過ごす。
しばらく経って
クライシス(流産の危険性?)はもうダイジョウブ、との医師から聞くことができる。
しかしチョイチョイお腹が痛いのはあいかわらず。
なかなか思うように調子が出ない。
そんなこんなしていると台風がやってきて
途端につわり
ぶり返す。
気圧の変化が粘膜に影響を与えるらしく
妊娠中の体調は不安定だからしかたない、と助産婦さんより聞く。
この時期がいつかやってくると楽しみにしていたのに
やっと華の安定期がやってきた♪♪と思っていたのに
がっかり、、。
この頃少しずつ出てきたお腹はやわらかくて
不安定。
なんだかたよりなく
チョットぶつかったりしたら
えらいことになりそうなくらい頼りない感じ。
胎盤が完成すると
それはそれで
今度は股関節がぶっぱずれそうなホド
ガコンと音がなるのではないかというくらい股関節脱臼しそうになる。
骨盤が広がる為股関節も緩んでくるために起こるらしい。
慌ててストレッチや体操をする。
効果てき面♪
2,3回してみるかみないかで利き目アリ!
あんなに股関節からバラバラに足が外れそうになったのにおこらなくなる(笑)。
お腹はアレヨアレヨと成長し
オットのウエストを追い越した!
ひもじいくらい食欲がわいてくる。
食べても食べても消化スピードが猛烈に速く
すぐにお腹が減る。
だってあの時、
オットよりも食べていたもの。
いくらニンプとはいえ乙女らしからぬ食いっぷり。
恥ずかしいくらいでした。
スイリーと一緒になって
「おなかへったーーー!」っと
起床早々
叫んだりしていました(笑)。
それから、、。
午前と夕方お腹が張る、だとか
ちょっとの締め付ける服だと気分悪くなるだとか
なんやかんやであいかわらず1日の半分はベッドの上でトグロ撒いている状態、。
お散歩も数回行ってみたもののなかなか
体調が良くないと長続きセズ、。
そうこうしているうちに
座っているのに貧血のような感じになることが多くなり
検診のたびに必ず図る血圧測定では
うまくはかれなくエラーが出るることが多くなった。
で。
つい先週の検診のコト、
「ん~、。なんだかね。脈がやけに遅いの。」と
助産婦さん。
ハイ?
いくつかの血圧はかる機械を持ってきて
なんだか深刻そうな顔しているじゃないの。
ふぅん~なんて顔していたら
その日の診てくれる先生は偶然にも
例のワタシの大好きな女医さんでした♪
(ワタシの通っている大学病院のノンリスク妊婦は担当の先生は決められておらず
毎回検診の際に診てくれる先生は変わるのでした。)
で、女医さん
「あのねぇ、今日の尿検査でもひっかかったのがあってね
次回再検査してもらいましょう。
脈も飛んだりするみたいだから循環器内科で一応診て貰ってね。」と。
循環器内科って気管支炎?とか??
呼吸器系???
おばーちゃんか子供が通う感じ??
そこへワタシがおせわになるのですかー!
「こんなに見た目は元気そうなのにね♪」
「妊婦ってこんなもんかと思っていたのですけどネェ、、♪」なぁんて
へんな笑いをお互い浮かべつつ、
その日レントゲンと心電図、済ませてきました。
えぇと。
念のための検査です。
心臓からの血液を循環させるのが
赤ちゃん分も増えて1,5倍増量して循環させているため、
負担がかかっているのだそう。
そのせいでめまいがおきたりするらしいのですが
このままワタシの負担が大きくなると
残り3ヶ月持たないと判断した場合、
とっとと出してしまうことになる、んだそうーーー!
つまり
帝王切開勧告されました(驚)!
「ま、たぶん普通に産めると思うけどね~。一応ね。」と
女医さん。
次回は血液検査3回!の負荷検査と
循環器内科の受診を同時進行して診て貰って来ます。
そんなわけで、
途端に焦ってきた次第、。
帝王切開って
逆子とか痩せているニンプさんの場合、緊急事態なんかで行なわれるモノ
かと思っていたばっかりに
まさかこの骨盤ガッツり張っている
このワタシが帝王切開だなんて、、、、(驚)。
ショック、というよりも
帝王切開、という言葉がワタシに身近になってきたことが
一番の驚きでした。
この体調のよくない日が多いコト、
その辺でふっとぶっ倒れそうになったりするコト(まだ倒れて無いケド)、
そんなこんなの原因は不整脈にあるのではないかってことらしいのだけれど
ニンプってつわりが出産まで続く人もいるっていうし
ワタシもつわりひどかっただけに
こんな感じなのかと思って
構えていただけに
母とオットからの
過保護がますますパワーアップ(笑)。
普通のニンプならじゃんじゃん散歩に行くべき時期でも
ドコでぶっ倒れるかわかなんないんでショッ!っと
あいかわらずへらへらしているワタシに対して
オット、マジ顔で怒るので
早々お散歩も行けズ、。
こうして体力もグングン落ちまくっているワタシです。
歩きながらだれかと話すってこともケッコウ息があがる、
意思を持って歩いているツモリでも
気づけば夢遊病のような感じで意識が半分飛んだ状態で歩いていることが多い。
そしてソレに自分が気づいたときにはもう貧血状態になっていたりして、。
でもでも、、、
ニンプってそんなもんかと思っていた。
だって7ヶ月だもん。
腹重いもん。
そんなこんなでワタシ本体は
ヘロヘロですが
ちびっこは元気です。
つい最近まで本気で毛モルが生まれたらどうしよう♪なんて
ニコニコしながら発言していていたくらい(笑)。
だって「赤子」っていったら私の中では
スイリーの幼少時代が一番新しい記憶なんだもの。
ま、スイリーはサイショッから
シッコウンコできるしごはんもじぶんで食べますから
ニンゲンの子と比べたら
子育てのコ、の字にも当てはまらないのかもしれませんが
私の中では
ちっちゃい生き物=スイリー=モル。
そんな図式はなかなかなくなるわけでもなく
ここ1,2ヶ月での感じる胎動のリーチが長くなっていることで
ニンゲンかも、、、♪なんてやっとこさ
感じることができるようになってきた(笑)。
スイリーとはすでに
「ママちゃんのお腹」奪い合いを
ケリケリッとお互いしながら始まっている様子。
胎動がはっきりと外からも感じられるようになってから
スイリーを胸に乗せてかまっていると
自分の足元からポコンポコンとなにかが動く、。
「マ、、ママちゃん、、なんだかボクの足元が変なの、。」っと
ちびっ子が蹴る殴るたびに
目をまん丸にしてキョトンとした顔で
私の顔をのぞき込んできたりしていた(笑)。
そんな二人に私は面白くって笑っていると
「ホラホラ!ねっ?」って
すごい勢いで振り向いてこちらを見てきたりして(笑)。
スイリーくんのオツムではまだわからないコトなのだけれど
ひとりっこ愛情無限大に注いで育ててきた一人息子スイリー。
何とか
「ボクのことなんてどうでもいいんダ、。」と
言い出さないように
今後特に気をつけなくてはと
ソレばかり考えている今日この頃。。。
自分の心配なんかよりも
私が緊急に入院することになったりだとか
その入院している期間、スイリーをどうするかだとか、
するといつスイリーを実家に連れて行くのがベストかしら、とか
そんなことばかり考えていたら
自分のことも考えなさいョッ!っと
不整脈&帝王切開勧告を受けてしまったのだった。
幸いにもちびっ子は
なにひとつ問題なく育っております。
ありがたいこと。
妊娠当初からつわりの最中は
不安で心配でたまらなかった分、
その心配に反して
順調に育ってくれているとの診察が続くと
ついついホッとしてしまうワタシ。
い、いけませんナ(汗)。
明日でこの面白くない話終わりデス、。
すまん~っ!
by sunamoru
| 2009-11-01 06:06
| ・ベビ関連。